北海道の自然素材を利用した快適住空間 - 株式会社加賀谷ブリック
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「北海道の自然素材を利用した快適住空間」
「北海道の自然素材を利用した快適住空間」ポイント
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強度や耐水性が高い
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臭気ガスの吸着機能が高い
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環境にやさしい素材


北海道の天北地方で産出される稚内珪藻頁岩は、珪藻(プランクトン)の遺がいが何万年もの時を経て、堆積してできたもので、メソポアと呼ばれる10億分の一メートルサイズの細孔を多数有する。この細孔により、特異な調湿機能(空気中の水蒸気を吸ったり吐いたりする性質)が出現することを道総研工業試験場で見いだしました。この調湿材料を用いて非焼成で硬化させた製品を当社と共同で開発いたしました。焼成によるメソポアの閉塞が全く起こらず、製品としての吸放湿率は約600g/m2の卓越した調湿性能を有している。また製造にあたって熱エネルギーを使用しないため原材料の調合以降は二酸化炭素を排出しないという利点も持つ。製品は新たな無機材料を配合することで、アンモニアなどの臭気ガスの吸着機能も格段に高めた。

2024年北海道中小企業新応援ファンド事業(地域資源活用型事業化実現事業)の取り組み


研究課題「新たに耐水性を付与した非焼成調湿タイルの量産方法の確立」で北海道の持続可能な地域づくりを支える産業の振興に寄与したい。との思いで昨年7月より道総研工業試験場と取り組んできた結果、従来商品からの強度向上や耐水性向上を図った技術を開発することができました。

